「3DCGを仕事にしたいけれど、未経験からでも本当に学べる?」
「100万円前後の受講料を払う価値があるのか知りたい」
「働きながらでもCG・VFX業界を目指せる?」
デジタルハリウッドの3DCG・CG/VFX講座が気になっていても、このような疑問から申し込みを迷っている人も多いのではないでしょうか。
デジタルハリウッドは、1994年からクリエイター教育を行っているスクールです。3DCG分野では、Mayaを中心に学ぶ「3DCGデザイナー専攻」から、HoudiniやZBrush、VFXまで幅広く学ぶ「本科CG/VFX専攻」、必要なスキルを短期間で学べる「CGGYM」まで用意されています。
公式サイトによると、デジタルハリウッドで学ぶ人の約8割が未経験からのスタート。本科CG/VFX専攻で中心的に使用するMayaについては、9割以上が未経験から始めています。
一方で、受講生の声を確認すると「入学するだけで簡単にプロになれる」というスクールではありません。授業以外にも自主学習や作品制作の時間を確保する必要があります。
そのため大切なのは、評判の良し悪しだけを見るのではなく、自分の目標に対して料金やカリキュラムが見合っているかを確認することです。
この記事では、デジタルハリウッドの3DCG制作講座について、評判・口コミ、特徴、料金、メリット・デメリット、おすすめする人までわかりやすく解説します。
「どのコースが自分に合っているかわからない」という人も、最後まで読むことで選び方が整理できるはずです。
※料金・制度等は2026年8月時点で確認した内容です。募集時期や受講校舎などによって条件が変わる場合があるため、申し込み前に最新情報をご確認ください。
※本コンテンツは「記事制作ポリシー」に基づき、正確かつ信頼性の高い情報提供を心がけております。万が一、内容に誤りや誤解を招く表現がございましたら、お手数ですが「お問い合わせ」よりご一報ください。速やかに確認・修正いたします。
デジタルハリウッドの3DCG制作講座は、未経験からMayaなどを学び、CG・ゲーム・映像・VFX業界への就職や転職を目指したい人にとって有力な選択肢の一つです。
特に、
- 未経験者が多い
- Mayaから高度なCG・VFX技術まで学べる
- 現役クリエイターから学べる
- 作品・ポートフォリオ制作まで取り組める
- 就職・転職支援がある
- 目的別に複数の講座を選べる
といった点が魅力です。
一方、本科CG/VFX専攻は総額127万円以上になるため、「有名なスクールだから」という理由だけで決めることはおすすめできません。
重要なのは、自分が目指す職種に必要なスキルを学べるかどうかです。
「本科まで必要なのか」
「3DCGデザイナー専攻で十分なのか」
「CGGYMから始めたほうがいいのか」
この判断は、初めてCG業界を目指す人ほど難しいところです。
だからこそ、入学を迷っている段階ではいきなり申し込むのではなく、まず無料のスクール説明会を利用して、
- 希望する職種にはどのコースが合うか
- 働きながら続けられるスケジュールか
- ポートフォリオ制作までどのように進めるか
- 自分は給付制度の対象になるか
- 最終的な自己負担はいくらになるか
を確認してみるとよいでしょう。
説明会に参加したからといって、必ず入学する必要はありません。
100万円前後の受講料だからこそ、疑問を残したまま決めるのではなく、自分の目標とカリキュラムが合っているかを確認してから判断することが大切です。
本気で3DCGを仕事にしたいと考えているなら、まずは公式サイトで講座内容や現在の募集状況を確認し、自分に合う学び方があるかチェックしてみてください。
デジタルハリウッドの口コミ、評判
スクールを選ぶときに気になるのが、実際に学んだ人の評判です。
デジタルハリウッドが公開している受講生・卒業生の声を見ると、講師や仲間に相談できる学習環境を評価する声がある一方、自主学習の必要性を感じたという声もあります。
良い評判・口コミ
特に評価されているのが、一人で悩まずに制作を進められる環境です。
3DCGは、ソフトの操作方法を覚えれば終わりではありません。
「なぜ作品が不自然に見えるのか」
「どこを直せばプロらしい作品になるのか」
といった部分は、初心者が自分一人で判断するのが難しいところです。
デジタルハリウッドでは現役クリエイターの指導を受けられるほか、同じCG業界を目指す受講生と学べます。
独学で何度も検索しながら答えを探すより、講師や周囲に質問できることにメリットを感じる人は多いでしょう。
また、仕事や大学と並行して受講している人の事例もあり、社会人や学生がキャリアを変えるための選択肢として利用されています。
気になる評判・口コミ
一方で注意したいのは、スクールに入れば授業だけで十分というわけではないことです。
3DCG制作では、Mayaなどの操作を覚えるだけでなく、何度も作品をつくって改善していく必要があります。
実際に受講生の声でも、自主的に勉強しないと授業についていくのが大変だったという内容が見られます。
これはデメリットでもありますが、本気でCG業界を目指す人にとっては、就職後を見据えて制作量を増やす環境とも考えられます。
反対に、
「授業だけ受ければ転職できると思っている」
「自宅ではほとんど勉強する時間を取れない」
という人は、申し込み前に慎重に検討したほうがよいでしょう。
デジタルハリウッドとは
| サービス名 | デジタルハリウッド |
| 運営会社 | デジタルハリウッド株式会社 |
デジタルハリウッドは、CG・映像・Webなどのクリエイター育成を行っているスクールです。
運営会社のデジタルハリウッド株式会社は1994年設立。現在は専門スクールだけでなく、オンラインスクール、デジタルハリウッド大学・大学院なども展開しています。
3DCGを学べる代表的な講座は、大きく分けて次の3種類です。
| 講座 | 向いている人 | 学習期間 |
|---|---|---|
| 本科CG/VFX専攻 | CG・VFXを幅広く学び、本格的に業界就職を目指したい人 | 1年間 |
| 3DCGデザイナー専攻 | Mayaを中心に3DCGデザイナーを目指したい人 | 1年間 |
| CGGYM | 必要な分野だけ短期間で学びたい人 | 1~6か月程度 |
「CG業界を目指す」といっても、モデラー、アニメーター、VFXアーティスト、エフェクトデザイナーなど目指す職種によって必要なスキルは変わります。
そのため、単純に一番高いコースを選ぶのではなく、目指したい仕事から逆算して講座を決めることが重要です。
未経験から始める受講生が多い
「CGソフトを一度も使ったことがない」という人でも受講を検討できます。
公式サイトによると、デジタルハリウッドで学ぶ人の約8割が未経験からのスタートで、Mayaについては9割以上が未経験者です。
つまり、すでにCG制作ができる人だけを対象としたスクールではありません。
ただし、「未経験でも受講できる」と「勉強しなくても習得できる」は別です。
初心者だからこそ、教材や講師への質問を積極的に活用し、制作時間を確保することが大切です。
MayaからHoudini、ZBrushまで学べる
本科CG/VFX専攻では、3DCG制作で広く使用されるMayaだけでなく、ZBrushやHoudiniなども学べます。
たとえば、
- キャラクターや背景をつくりたい
- アニメーションを制作したい
- 映画や映像のVFXに関わりたい
- ゲーム制作に3DCGを活用したい
など、幅広い方向を検討できます。
「まだモデラーかVFXか決めきれていない」という人にとって、複数分野を経験しながら得意分野を見つけられることは本科の魅力です。
目的に合わせてコースを選べる
デジタルハリウッドには、本科以外にも3DCGデザイナー専攻やCGGYMがあります。
そのため、
「本気で業界転職を目指したい」
「まずはMayaを中心に学びたい」
「Houdiniだけ学びたい」
といった目的に合わせて選択できます。
最初から100万円以上の本科に申し込むことへ不安がある人は、必要なスキルだけ学べるCGGYMを比較するのも一つの方法です。
デジタルハリウッドの料金は?
デジタルハリウッドを検討するうえで、最も気になるポイントの一つが料金でしょう。
代表的な講座を比較すると次のとおりです。
| コース | 期間 | 料金(税込) |
| 本科CG/VFX専攻 学び方A | 1年間 | 1,243,000円+校友会費30,000円 |
| 本科CG/VFX専攻 学び方B | 1年間 | 1,430,000円+校友会費30,000円 |
| 3DCGデザイナー専攻 | 1年間 | 1,045,000円 |
| CGGYM マスターパック就職・転職プラン | 6か月 | 605,000円 |
| CGGYM マスターパック | 6か月 | 550,000円 |
| CGGYM 3DCGベーシックパック | 4か月 | 451,000円 |
| CGGYM モデリングパック | 4か月 | 310,200円 |
| CGGYM エフェクトパック | 4か月 | 310,200円 |
| CGGYM Texture講座 | 1か月 | 113,300円 |
本科CG/VFX専攻の受講料と校友会費、3DCGデザイナー専攻の料金は公式カリキュラムに掲載されています。CGGYMは講座ごとに料金が設定されています。
本科CG/VFX専攻は総額127.3万円から
本科CG/VFX専攻は、学び方Aの場合、受講料等が1,243,000円で、別途校友会費30,000円が必要です。
合計すると1,273,000円になります。
学び方Bは1,430,000円+校友会費30,000円なので、合計1,460,000円です。
決して安い金額ではありません。
その分、
- Maya
- ZBrush
- Houdini
- CG・VFX制作
- 作品制作
- ポートフォリオ
- 就職・転職支援
まで含めて、1年間本格的に学びたい人向けのコースと考えるとわかりやすいでしょう。
3DCGデザイナー専攻は104.5万円
3DCGデザイナー専攻は1年間で税込1,045,000円です。
公式サイトでは、この金額に入学金・受講料・設備費が含まれると案内されています。
本科より学習領域を絞り、Mayaを中心に3DCGデザイナーとして必要なモデリング・アニメーション・コンポジットなどを学びたい人に適しています。
短期間で学びたいならCGGYMも選択肢
「100万円以上のコースはハードルが高い」
「必要なスキルだけ学びたい」
という人にはCGGYMがあります。
たとえばTexture講座は1か月113,300円、Houdini講座やZBrush講座はそれぞれ2か月160,600円です。
3DCGを総合的に学べるマスターパックは6か月550,000円となっています。
目的が決まっているなら、本科よりCGGYMのほうが費用を抑えられる可能性があります。
条件を満たせば最大80%の補助制度を利用できる
料金だけを見ると高く感じますが、対象講座では条件を満たした場合、最大80%・上限640,000円の給付を受けられる制度があります。
公式サイトに掲載されている最大補助時の金額は次のとおりです。
| 対象講座 | 定価(税込) | 最大補助を受けた場合の実質料金 |
| 3DCGデザイナー専攻 | 1,045,000円 | 405,000円 |
| 本科CG/VFX専攻 学び方A | 1,243,000円 | 633,000円 |
| 本科CG/VFX専攻 学び方B | 1,430,000円 | 790,000円 |
ただし、誰でも一律に80%補助されるわけではありません。
対象条件や申請方法があるため、料金面が理由で迷っている人ほど、申し込みを諦める前に自分が対象になるか確認しておくことをおすすめします。
自分の希望コースや給付制度の対象条件は、無料のスクール説明会で相談できます。
「結局、自分はいくら必要なのか」を確認してから受講を決めれば、料金面での後悔も避けやすくなります。
デジタルハリウッドのメリット、デメリット
デジタルハリウッドのメリット
現役クリエイターから作品について学べる
独学とスクールの大きな違いは、「作品を見てもらえること」です。
3DCGでは、ソフトを操作できても、それだけで魅力的な作品になるわけではありません。
モデリング、構図、質感、ライティング、動きなど、さまざまな要素を改善する必要があります。
経験者からフィードバックを受けながら作品をブラッシュアップできる環境は、独学では得にくいメリットです。
就職活動を意識したポートフォリオを制作できる
CG業界への就職や転職では、自分の制作スキルを示す作品が重要になります。
デジタルハリウッドでは授業を受けて終わるのではなく、作品制作やポートフォリオづくりまで進められます。
「Mayaを勉強した」という状態ではなく、「自分はこのような作品をつくれる」と企業へ見せられるところまで目指せるのが特徴です。
就職・転職サポートを利用できる
デジタルハリウッドでは、キャリアセンターによる就職相談や企業とのマッチング機会が用意されています。
「クリエイターズオーディション」では、選出された受講生が企業の採用担当者などへ作品をプレゼンテーションする機会があります。
もちろん、受講すれば就職が保証されるわけではありません。
しかし、独学では作品制作の後に求人探しやポートフォリオ対策まで一人で進める必要があります。
学習から就職活動までつなげて考えたい人にとってはメリットでしょう。
社会人や学生でも学びやすい
3DCGデザイナー専攻は週1日の通学制で、1年間学ぶカリキュラムです。
現在の仕事や大学をすぐに辞めず、まず学びながらキャリアチェンジを目指せるのは安心材料です。
「働きながら本当に続けられるか不安」という場合は、入学前に説明会で授業曜日や自習時間の目安まで確認しておくとよいでしょう。
デジタルハリウッドのデメリット
受講料は決して安くない
最大のデメリットは料金です。
本科CG/VFX専攻では、校友会費まで含めると127万円以上かかります。
「なんとなくCGに興味がある」という段階で申し込むには大きな金額です。
そのため、
- どんな職種を目指したいのか
- どのソフトが必要なのか
- 週に何時間勉強できるのか
- 補助制度を利用できるのか
を確認してから受講を決めることをおすすめします。
逆に、目的が明確なら「就職に必要な作品まで完成させるための1年間」と考えて費用対効果を判断しやすくなります。
自主学習の時間が必要
講義を聞いているだけでは、3DCG制作はなかなか上達しません。
授業で習った内容を自分で試し、何度も作品をつくる時間が必要です。
仕事や大学で忙しく、自宅でほとんど学習時間を取れない人にとっては負担になる可能性があります。
受講料だけでなく、毎週どのくらい学習時間を確保できるかも申し込み前に考えておきましょう。
目的によっては本科がオーバースペックになる
「ZBrushだけ覚えたい」
「趣味でMayaを使ってみたい」
という人には、本科CG/VFX専攻は学習範囲が広すぎる可能性があります。
その場合はCGGYMの単体講座や短期パックを選んだほうが、時間も費用も抑えやすくなります。
デジタルハリウッドをおすすめする人おすすめしない人
おすすめする人
デジタルハリウッドは、特に次のような人に向いています。
- 未経験からCG・VFX業界への就職や転職を目指したい
- Mayaを基礎からしっかり学びたい
- ゲーム・アニメ・映画・映像制作に関わりたい
- 独学だと何を学べばいいかわからない
- 現役クリエイターから作品を見てもらいたい
- ポートフォリオをつくって就職活動につなげたい
- 一緒にCGを学ぶ仲間がほしい
- 働きながら、または大学に通いながら学びたい
特に相性がよいのは、**「CGを覚えてみたい人」より「CGを仕事にしたい人」**です。
高額な受講料を払う以上、最終的な目的を就職・転職やクリエイター活動まで置いたほうが、スクールの環境を活用しやすいでしょう。
おすすめしない人
反対に、次のような人には必ずしも向いていません。
- とにかく費用をかけずに学びたい
- 趣味として少しだけ3DCGを触ってみたい
- 授業以外ではほとんど勉強したくない
- スクールへ入れば自動的に就職できると思っている
- YouTubeやオンライン教材だけでも継続して独学できる
このような場合は、まず無料教材や低価格のオンライン講座を利用して、自分が3DCG制作を続けられそうか確認する方法もあります。
そのうえで「独学だけでは作品の完成度を上げにくい」「プロから指導を受けたい」と感じた段階で、デジタルハリウッドを検討しても遅くありません。
デジタルハリウッドのよくある質問疑問Q&A
Q. 3DCG未経験でも大丈夫ですか?
未経験から受講できます。
公式サイトでは、デジタルハリウッドで学ぶ人の約8割が未経験で、Mayaは9割以上が未経験からのスタートと案内されています。
ただし、授業だけではなく自主学習も必要です。
Q. 本科CG/VFX専攻と3DCGデザイナー専攻はどちらがおすすめですか?
幅広いCG・VFX技術を学んで業界就職を本格的に目指すなら、本科CG/VFX専攻が候補です。
一方、Mayaを中心にモデリングやアニメーションなどを学びたいなら3DCGデザイナー専攻を検討しやすいでしょう。
「自分の目指す職種にどちらが必要かわからない」という人は、自己判断だけで高額なコースを決めず、説明会で希望職種を伝えてカリキュラムを比較するのがおすすめです。
Q. 働きながらでも通えますか?
働きながら受講している人もいます。
3DCGデザイナー専攻は週1日通学・1年間のカリキュラムです。
ただし、授業日以外にも作品制作の時間は必要です。
勤務時間が不規則な人は、申し込み前にスケジュールとの相性を確認しましょう。
Q. 給付金を使えば本当に80%安くなりますか?
条件を満たした対象者・対象講座で、最大80%・上限640,000円の給付制度が案内されています。
ただし、すべての人が最大額を受け取れるわけではありません。
自分が対象かどうかを確認したうえで、最終的な自己負担額を計算してください。
Q. CGGYMと本科ではどちらがいいですか?
目的によります。
「CG・VFX業界への就職を見据えて幅広く学びたい」なら本科、「HoudiniやZBrushなど特定技術を学びたい」「まず短期間から始めたい」ならCGGYMを比較するとよいでしょう。
CGGYMでは1か月113,300円のTexture講座から6か月605,000円の就職・転職プランまで複数の選択肢があります。
Q. 卒業すればCG業界へ就職できますか?
卒業しただけで就職が保証されるわけではありません。
CG業界では、作品やポートフォリオの内容も重要です。
デジタルハリウッドには作品制作やキャリア支援、企業とのマッチング機会がありますが、それをどこまで活用できるかは本人の学習量にも左右されます。
だからこそ、「学校に通うこと」をゴールにするのではなく、卒業時にどのレベルの作品を完成させたいかまで考えておくことが大切です。